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2014年04月 の記事一覧

「 金融緩和を行わないから失望の円買いが出てくるかも・・・何も起きずにドルの買い戻し!」 


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「 金融緩和を行わないから失望の円買いが出てくるかも・・・何も起きずにドルの買い戻し!」 

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4月30日


前回は黒田総裁の発言から円高に振れた経緯があったので、今回の定例記者会見は
意図的にはっきりした事を話さず、金融緩和はしっかりと温存しました。

ご自身の発言で円高に振れた前回の反省をもとに、今回は相当言い回しに気を使ったの
でしょう。だから言っていることが堂々巡りで同じことの繰り返し。まあ、発言に反応して
市場が乱高下したら、それは当局者の答弁としては失敗だから、そこをうまく立ち回ったと
いうこと。判ってはいても市場関係者としたらつまらない・・・。
特に失望感から円買いになってドル円が下落するイメージがありましたし、自分もそう思って
いましたが、あえて売らずに引き付けて下がったところを買いたかったのが本音でした。


追加金融緩和に関しての直接的な質問にも「点検して必要があれば躊躇なく行う」
更に「見通しに変化が生じたら目標達成に必要なら躊躇なく調整を行う」と、言っても
言わなくても同じ言い回しで返答しており、これなら為替部隊はまったく反応できません・・・。
明らかに黒田総裁は役人答弁に徹しており、言質を与えない捉えどころがない内容を
だらだらと話しているだけでした。
日本語で聞いてもこれだから翻訳された内容で海外勢が反応できるはずもないと思いました。


前回のように追加緩和に対し明確な否定がなかったことで最後にドル円が買われたのだと
したら会見を最初から真剣に聞いても時間の無駄のような気がしてきました。
これからも明確な答弁は避ける方向でしょうし、為替ディーラーとしてはまったくもって
面白くありません・・・。


無反応は為替市場の受け止め方をよくあらわしていたと思います。
あまり下がらないから買いたい人がうまく押し目で買えずに今、102.60まで戻して
しまいました。上値も重たいですが、下値も固く、なかなか102円台を抜け出せませんね。




小林芳彦


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