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「 106円台後半から107円台は実需のドル売りがあってしかるべきレベル。」 ためになるお話

【 ドル円4時間足 】

20180320FC2ブログDlrYen4Hours

「 106円台後半から107円台は実需のドル売りがあってしかるべきレベル。」

<< ためになるお話 >>

ドル円は107円台が重たく反落するが105円台はオプションに絡むドル買い戻しも
厚くなかなか下げきれない展開が続いている。

4月から始まる本邦企業の上期の社内レートは一体いくらだろうか。
社内レートとは、期間中、営業部から上がってくる外貨を約束したレートで
財務部が円に交換するレート。営業部が採算をはじくために決めるわけだが、その
レートが日々ぶれていては営業をしにくくて仕方ない。だから半年間(たとえば
上期中)レートを固定していつでも財務部が円転を引き受けることになります。
仕切ったレートで実際にドルを売れなかったら、財務部が損失を被る形になります。

もし社内レートを(4月~9月の6ヶ月間として)2月上旬に決定した企業であれば
スポットが最も高くて110.00レベル。一番長い先物となる9月末は7か月先で
金利差から来るドル円スワップは-167銭、企業が銀行に支払うマージンを
3銭で見ても(1銭から30銭ぐらいまで企業の取引振りで銀行が決めていますが)
トータルで-1円70銭レートが低くなるため、財務部が許容する社内レートは一番
高くても108円でしょう。

今決めるとしたら6カ月先で-1円40銭、支払いマージンを5銭だったら約1円50銭
レートが低くなる勘定でスポットが106.30だと先物出来上がりが104.80となってしまい
105円が作れません。正確には9月末は 6カ月と1週間先なのでスワップは-145銭を
使うべき。

上期の平均として考えて6月末で105円を作ると考えたら約3カ月先で-70銭、支払い
手数料を5銭として平均で105円を作るためにはスポットを105.80で押さえることが
至上命令となります。出来たら9月末で105円が作れたら期間中、財務部が負けることは
ない
ので スポットは逆算して105.00(先物レート)+1.45(スワップディスカウント)+0.05(手数料)
106.50以上で売れたらいいことになります。もちろんなるべく高く売りたいのはどこの
企業でも一緒ですので、106.50~107円台前半は実需の先物予約を押さえる売りで
上値は重たいと考えています。

関東財務局長(金商)第238号 / (社)金融先物取引業協会 会員番号1503 金融商品取引業者 JFX株式会社

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